子どもと一緒に神社へおでかけする機会は、意外と多いのではないでしょうか。
初詣、七五三、お宮参り、季節の行事、旅行先での立ち寄りなど、神社は家族で訪れやすい場所のひとつです。
ただ、子どもと一緒に行くとなると、「参拝のマナーはどう教えたらいいのかな」「境内で走り回らないか心配」「子どもが退屈してしまわないかな」と感じることもありますよね。
我が家でも、子どもと神社へ行くときは、あまり難しく考えすぎず、でも周りの方の迷惑にならないように気をつけながら過ごすようにしています。
神社は静かに参拝する場所という印象がありますが、子どもにとっては大きな鳥居、手水舎、狛犬、石畳、木々など、普段とは違うものに触れられる場所でもあります。
今回は、子どもと神社におでかけするときの楽しみ方や、参拝前に知っておきたいマナー、過ごし方のポイントを紹介します。
神社へのおでかけを、親子で無理なく楽しむための参考になれば嬉しいです。
子どもと神社に行くときは難しく考えすぎなくて大丈夫

神社に行くとなると、参拝の作法やマナーをきちんとしなければいけないと感じる方もいるかもしれません。
もちろん、神社は大切な場所なので、静かに過ごすことや、周りの方への配慮は必要です。
ただ、子どもと一緒に行く場合、最初から完璧にマナーを守らせようとしすぎると、親も子どもも疲れてしまうことがあります。
我が家では、まずは「ここはみんながお参りする場所だから、静かに歩こうね」「走らずに手をつなごうね」というように、分かりやすい言葉で伝えるようにしています。
小さい子どもに細かい作法をすべて理解してもらうのは難しいですが、少しずつ雰囲気を感じてもらうだけでも十分だと思っています。
神社は、季節の景色を楽しんだり、日本らしい雰囲気に触れたりできる場所でもあります。
きちんと参拝することも大切ですが、子どもにとって「神社って落ち着く場所だな」「家族で行くと楽しいな」と感じられる時間になると良いなと思っています。
神社に行く前に確認しておきたいこと
子どもと神社へおでかけするときは、事前に少し確認しておくと安心です。
特に初めて行く神社や、少し遠くの神社へ行く場合は、当日慌てないためにも最低限の情報を見ておくようにしています。
- 駐車場や最寄り駅からの距離
- 階段や坂道が多いか
- ベビーカーで移動しやすいか
- トイレの場所
- 授乳室やおむつ替えスペースの有無
- 混雑しやすい時間帯
- 近くに食事や休憩ができる場所があるか
神社によっては、境内に階段が多かったり、砂利道が続いたりすることがあります。
大人だけなら気にならない道でも、子ども連れやベビーカー利用の場合は少し大変に感じることがあります。
我が家では、子どもが小さい頃は、ベビーカーで行ける場所か、抱っこが必要になりそうかを事前に確認するようにしていました。
また、神社の中にトイレがない場合や、場所が分かりにくい場合もあります。
周辺の施設も含めて、トイレや休憩場所を確認しておくと安心です。
服装は動きやすさを優先する

神社へ行くときの服装は、行事の内容によって変わります。
七五三やお宮参りのような行事では、きちんとした服装をすることも多いと思います。
一方で、普段のおでかけや旅行先で立ち寄る場合は、動きやすい服装で十分だと感じています。
子どもと一緒に行く場合は、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。
神社の境内は、石畳、砂利道、階段、坂道などがあることがあります。サンダルや脱げやすい靴だと歩きにくい場合もあります。
我が家では、普段のおでかけで神社へ行くときは、スニーカーなど歩きやすい靴を選ぶようにしています。
また、屋外で過ごす時間が長くなることもあるので、夏は帽子や飲み物、冬は羽織りものなども準備しておくと安心です。
神社は木が多く日陰がある場所もありますが、季節によって暑さや寒さを感じやすいこともあります。
子どもが疲れすぎないように、服装や持ち物で調整できると過ごしやすいです。
鳥居の前で立ち止まって雰囲気を感じる
神社に着いたら、まず目に入るのが鳥居です。
子どもにとって、大きな鳥居はとても印象に残りやすいものです。
我が家では、鳥居の前で少し立ち止まり、「ここから神社の中に入るんだよ」と声をかけることがあります。
難しい説明をしなくても、普段の道とは違う場所に入るという雰囲気を感じてもらえます。
鳥居をくぐるときは、走らずにゆっくり歩くようにしています。
子どもには「ここは静かに歩く場所だよ」と伝えるだけでも、少し意識してくれることがあります。
神社によっては、鳥居がいくつも並んでいたり、立派な石段があったりすることもあります。
子どもと一緒に「大きいね」「何色かな」「ここから先は少し静かに歩こうね」と話しながら進むと、ただ歩くだけでなく親子の会話にもなります。
手水舎は無理のない範囲で体験する
神社に行くと、手水舎があることが多いです。
手水舎では、参拝前に手や口を清める作法があります。
子どもにとっては、水を使う場所なので興味を持ちやすいですが、柄杓を使う場合は少し難しいこともあります。
我が家では、小さいうちは無理に全部の作法をさせるのではなく、親が手本を見せながら、できる範囲で一緒にやってみるようにしています。
例えば、「まず手をきれいにしようね」と声をかけて、手を洗うところだけ一緒にすることもあります。
最近は、柄杓を置いていない神社や、流水で手を清める形のところもあります。
神社によって方法が違う場合もあるので、その場の案内に合わせて行えば良いと思います。
子どもが水遊びのようにしてしまいそうなときは、短時間で済ませるようにしています。
手水舎は参拝前の大切な場所なので、周りの方が使いやすいように、譲り合って利用したいですね。
参拝の作法は簡単に伝える
神社での参拝作法は、一般的に「二礼二拍手一礼」と言われることが多いです。
ただ、子どもにいきなり細かく説明しても、難しく感じることがあります。
我が家では、「おじぎをして、手を合わせて、ありがとうって気持ちでお参りしようね」というように、子どもにも分かりやすい言葉で伝えるようにしています。
大人が横でゆっくりやって見せると、子どもも真似しやすいです。
小さい子どもの場合、手を合わせるだけでも十分だと思います。
大切なのは、形を完璧にすることよりも、静かに心を落ち着ける時間を持つことだと感じています。
参拝するときは、後ろに待っている方がいる場合もあります。
長く場所を使いすぎないように、子どもにも「順番だから、終わったら横に移動しようね」と声をかけています。
混雑している時期は、無理に前の方まで行こうとせず、できる範囲で参拝することもあります。
おみくじやお守りは子どもにも楽しみやすい

神社へ行ったとき、子どもが楽しみやすいもののひとつがおみくじです。
自分で選ぶ楽しさがあり、結果を家族で読む時間も思い出になります。
ただし、おみくじの内容は小さい子どもには難しいこともあります。
我が家では、難しい言葉が書かれているときは、子どもにも分かるように簡単に説明しています。
「焦らずに頑張ろうって書いてあるね」「元気に過ごせるといいね」など、前向きに受け取れるように話すことが多いです。
お守りを見るのも、子どもにとっては楽しい時間です。
色や形がきれいなお守りも多く、「どれがかわいいかな」と一緒に見るだけでも楽しめます。
ただ、お守りや授与品は大切なものなので、子どもが触りすぎないように気をつけています。
購入する場合は、何のためのお守りなのかを簡単に話してあげると、子どもも大事にしやすいと思います。
境内では走らないように声をかける
子どもと神社へ行くときに気をつけたいのが、境内での過ごし方です。
広い場所を見ると、子どもはつい走りたくなることがあります。
しかし、神社は参拝に来ている方がいる場所です。静かに過ごしたい方もいますし、階段や石畳、砂利道など、転びやすい場所もあります。
我が家では、神社に入る前に「ここでは走らずに歩こうね」と声をかけています。
小さい子どもの場合は、手をつないで歩くことが多いです。
また、石や木、しめ縄、灯籠などに勝手に触らないように伝えることもあります。
子どもは悪気なく触ってしまうこともあるので、強く注意するというより、「これは大切なものだから見るだけにしようね」と話すようにしています。
神社は、公共の場所であり、祈りの場所でもあります。
子どもにも少しずつ、静かに過ごす場所があることを知ってもらえると良いなと思います。
季節の景色を楽しむ
神社へのおでかけは、参拝だけでなく季節の景色を楽しめるのも魅力です。
春は桜や新緑、夏は青々とした木々、秋は紅葉、冬は静かな境内の雰囲気など、季節によって違う表情があります。
子どもと一緒に行くときは、景色を見ながら「葉っぱの色が変わっているね」「鳥の声が聞こえるね」など、ちょっとした会話を楽しむことがあります。
神社には大きな木があることも多く、普段の街中とは違う空気を感じられることがあります。
子どもにとっても、自然に触れる良い機会になります。
写真を撮る場合は、他の参拝者の迷惑にならない場所で、周りに配慮しながら撮るようにしています。
行事の時期や混雑している時間帯は、立ち止まる場所にも注意が必要です。
無理にたくさん写真を撮るよりも、家族でゆっくり歩く時間を楽しむことを大切にしています。
子どもが退屈したときのために休憩場所を考えておく
神社は、子どもによっては長時間いると退屈してしまうこともあります。
参拝自体は短い時間で終わることも多いですが、混雑している時期や、御朱印を待つ場合などは、待ち時間が発生することもあります。
我が家では、子どもが退屈しそうなときのために、近くに休憩できる場所があるかを確認しておくことがあります。
神社の周辺に公園やカフェ、ベンチ、商店街などがあると、少し気分転換しやすいです。
また、小さな絵本やシールブックなど、待ち時間に静かに使えるものを持って行くこともあります。
境内で大きな音が出るおもちゃを使うのは避けた方が良いですが、静かに過ごせるものなら役立つことがあります。
子どもが疲れてきたら、無理に長く滞在せず、早めに切り上げることも大切です。
「また来ようね」と言えるくらいの余裕を残して帰る方が、親子ともに楽しい思い出になりやすいと感じています。
初詣や七五三など混雑する日は時間帯に注意する
神社は、時期によって混雑具合が大きく変わります。
特に初詣、七五三、地域のお祭り、連休中などは、人が多くなりやすいです。
子ども連れで混雑した神社に行く場合は、時間帯をずらすだけでも過ごしやすくなることがあります。
我が家では、混みそうな日は朝早めに行くか、混雑のピークを避けるようにしています。
お昼前後は人が多くなることもあるので、子どもの体力や食事の時間も考えながら予定を立てています。
七五三などで写真を撮る場合は、子どもが疲れる前に済ませられるように、余裕を持って行動すると安心です。
また、着物やフォーマルな服装の日は、歩きにくかったり、子どもが疲れやすかったりすることもあります。
移動距離を短めにする、休憩をこまめに入れるなど、普段のおでかけ以上に無理のないスケジュールを意識したいです。
神社へ行くときに持って行くと便利なもの
子どもと神社へ行くとき、我が家で持って行くと便利だと感じるものをまとめます。
- 飲み物
- ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ
- ハンカチ
- 小さなおやつ
- ビニール袋
- 帽子や羽織りもの
- 歩きやすい靴
- 待ち時間に使える小さな絵本やシールブック
神社は屋外で過ごすことが多いため、季節に合わせた持ち物があると安心です。
夏は飲み物や帽子、冬は羽織りものを忘れないようにしています。
また、砂利道や石段を歩くこともあるので、子どもには歩きやすい靴を選ぶようにしています。
小さなおやつは、神社の中で食べるのではなく、参拝後に休憩場所で食べるようにしています。
神社によって飲食できる場所やルールが違うため、その場の案内に従うことが大切です。
子どもに神社のことをどう伝えるか
子どもに神社のことを説明するとき、難しい言葉を使う必要はないと思っています。
我が家では、「みんながお願いごとをしたり、ありがとうを伝えたりする場所だよ」「静かに過ごす場所だよ」というように、子どもにも分かりやすく伝えています。
小さい子どもにとっては、作法や意味をすぐに理解するのは難しいかもしれません。
それでも、鳥居をくぐる、手を清める、手を合わせるという体験を通して、少しずつ雰囲気を感じられると思います。
また、神社に行ったあとに「今日は何が楽しかった?」と聞くと、子どもなりに印象に残ったことを話してくれることがあります。
「大きな木があった」「おみくじを引いた」「鳥居が赤かった」など、子どもにとっての思い出は、大人とは少し違うこともあります。
そうした会話も、神社へのおでかけの楽しみのひとつだと感じています。
まとめ:神社へのおでかけは親子で落ち着いて過ごせる時間になる
子どもと神社におでかけするときは、参拝マナーや過ごし方が気になることもあります。
ただ、最初から完璧に作法を教えようとしなくても、静かに歩く、手を合わせる、周りの方に配慮するなど、できることから少しずつ伝えていけば良いと思います。
神社は、参拝だけでなく、鳥居や手水舎、狛犬、季節の景色など、子どもが興味を持ちやすいものがたくさんあります。
親子で会話をしながら歩くだけでも、普段のおでかけとは少し違う時間を過ごせます。
事前に駐車場、トイレ、休憩場所、混雑状況などを確認しておくと、当日も慌てにくくなります。
子どもが小さいうちは、長時間滞在しようとせず、無理のない範囲で楽しむことが大切です。
家族で神社に行く機会があれば、ぜひ子どもと一緒にゆっくり境内を歩きながら、参拝や季節の景色を楽しんでみてください。

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